乳酸とは



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糖質を材料に、生命エネルギーの源である「ATP(アデノシン三リン酸)」を生産時にできる代謝産物です。
乳酸は体内で分解され、最終的にはエネルギー源になる性質を持っています。
「乳酸が溜まる」ことが疲労の原因ではなく、
乳酸そのものはむしろ疲労の回復を助ける役割を担う物質です。
しかし再利用されるまでのスピードが遅いため、過度に蓄積すると筋肉は酸性に弱く十分に働けなくなります。乳酸を溜めすぎないために…
 

細胞を活性化させ、よりATP生産の効率をあげることが最適


ATPとは:運動、細胞増殖、神経活動、物質合成、輸送など生命維持に必要不可欠なエネルギー源。







   

乳酸が生じる仕組み





乳酸の元となるのは、グルコース(ブドウ糖)です。
グルコースは、糖質を含む食事から摂る事もできますし、糖質以外の材料を使って肝臓や腎臓で合成することもできます。

• 食事から摂取(ご飯、パン、麺類、果物、イモ類など)
• 肝臓や腎臓で合成(糖新生)

食事から糖質を摂取すると消化器官でブドウ糖にまで分解されます。
このグルコースが、生きていく上で必要なエネルギー物質ATPを生み出す材料として使われます。

グルコースは、まず細胞の「細胞質基質」で、何段階かの反応を経て「ピルビン酸」という物質になります。
解糖系の反応で「NAD」という化合物が「NADH」に変化します。この「NADH」が2分子できます。
• ピルビン酸・・・2分子
• エネルギー物質ATP・・・2分子
• NADH・・・2分子

「ピルビン酸」の進路は2つです。
一つはミトコンドリアで代謝して、より多くのATPを作り出すルート。 もう一つはミトコンドリアでは代謝しない、乳酸が発生するルートです。
細胞質基質では「解糖系」という反応で、ミトコンドリア代謝の場合は「クエン酸回路」と「電子伝達系」という反応が起こります。
細胞質基質だけで代謝するより、ミトコンドリアで代謝した方がより多くのATPを作り出すことができます。
細胞質基質は「焚き木」のエネルギー、ミトコンドリアは「発電所」のエネルギーに例えられます。


○解糖系(細胞質基質)…低エネルギー
○ミトコンドリア代謝(クエン酸回路→電子伝達系)…高エネルギー
 

Re-Soテクノロジーは、ミトコンドリアを活性化し乳酸を効率的に再利用










 

乳酸が発生する条件




01.

酸素が不足している

酸素が不足することでミトコンドリア代謝できない。
ミトコンドリアは多くのATPを作る事ができますが、酸素を必要とします。
従って酸素がない状態ではミトコンドリアで代謝することはできません。反対に細胞質気質で行なわれる解糖系は酸素を必要としません。
その為、激しい運動などで酸素が不足する場合は、ミトコンドリア代謝ではなく、解糖系(無酸素)でエネルギーを産生します。
なお、この場合、ミトコンドリア代謝できないのでピルビン酸は乳酸になります。





 

02.

ビタミンB1を始めとした栄養素の不足

ビタミンB1を始めとした栄養素の不足でミトコンドリア代謝できない。
ミトコンドリアで代謝する為には、「補酵素(ほこうそ)」が必要になります。

補酵素とは、酵素のサポート役のことで、ビタミンの事をさします。
ピルビン酸がミトコンドリアで代謝する為には、ビタミンB1を始めとしたビタミンB群が必要。
正確には、ビタミンB1、B2、B3(ナイアシン)、ビタミンB5(パントテン酸)、アルファリポ酸(チオクト酸)です。







 

乳酸がエネルギー源として活用される流れ




photo1.jpg 乳酸は血流で肝臓に運ばれ「糖新生」という反応によって「グルコース」に再生されます。
「糖新生」とは、糖質以外の材料からブドウ糖を作り出す仕組みのことで、肝臓や腎臓で行なわれます。糖質を食事から摂取しなくても大丈夫なのは、この「糖新生」があるお陰です。

ゞ敍・神経細胞・赤血球でグルコースが代謝され乳酸が生じる
   ↓
乳酸は血流に乗って肝臓へ(一部は腎臓から尿中へ排泄)
   ↓
F酸は「糖新生」によってグルコースに変換
   ↓
ぅ哀襯魁璽垢老豈佞吠出され、再び筋肉・神経細胞・赤血球などのエネルギー源になる









 

運動による代謝




エネルギー代謝機構は大きく分けて3つあり、代謝は同時に起こっているが、運動強度の割合により使われる代謝機構も変わる。
 

• クレアチンリン酸系(ホスファゲン機構/無酸素)

筋細胞に蓄えられたPCr(クレアチンリン酸)が、Cr(クレアチン)とPi(リン酸)に分解する時に発生するエネルギーでADPをATPに再合成。
ごく短時間に大きな力を発揮するときに利用。最大強度では7〜8秒未満で供給が停止。なお、PCrの再合成には酸素が必要である。
速筋線維にPCrの貯蔵量が多い。
《 短距離走、重量挙げなど 》



 

• 解糖系(乳酸性機構/無酸素)

筋肉中に蓄えられているグリコーゲンを分解し、最終的に乳酸が生成する過程でATPを産生。
細胞内の乳酸濃度の上昇に伴い筋肉の収縮がさまたげられるので、長時間運動には適さない。最大強度で30秒前後で枯渇。遅筋線維より速筋線維の方が解糖能力が高い。
大抵のスポーツの主要なエネルギー供給機構である。
《 中・長距離走、サッカー、ボクシングなど 》



 

• 酸化系(有酸素性機構)

グルコース・脂肪酸・アミノ酸を酸化し、ミトコンドリアにおいて大量のATPを産生。
有酸素性エネルギー代謝では、脂肪酸が主なエネルギー源として利用される。
解糖系で生成されたピルビン酸や脂質(遊離脂肪酸:FFA)から生成されたアセチルCoAはミトコンドリア内(TCA回路→呼吸鎖→酸化的リン酸化)でADPをATPに再合成。
エネルギー生産が複雑なため供給が遅い。運動強度が上がりピルビン酸の処理能力が低下すると同時に乳酸が生成され蓄積。この機構は体内に十分な酸素が取り込まれている場合に発揮される。
《 ウォーキング、ジョギング、エアロビクス、トライアスロンなど 》



 

乳酸を効率よくエネルギー源として再利用するのがミトコンドリアです。
そのミトコンドリアを増加・活性化するのが
Re-Soテクノロジーを施した、健康Qとリ・ソ ビームシリーズです。